精神障がい者の自律支援を目的とした複合施設「ライフサポートりんどう」は、利用者にとってはもちろん、各方面の方々の大きな期待を担って、平成12年4月にオープン致しました。
開設の基になったのは、地域の人達が精神障がい者と直接触れあい、お互いが心情的に理解しあい住みよい地域づくりをとの目的で、昭和62年に開講した「精神保健ボランティア講座」でした。講座終了者は、精神保健ボランティア団体「桐の会」を結成し、家族会等にも呼びかけ社会復帰施設の運営を目的として任意団体「りんどう会」を立ち上げ、「喫茶りんどう」を手始めに働く場・住む場・憩う場を開設し運営して参りました。
こうした活動に対して一家族会員から土地等の寄附の申し出を受けました。平成9年には法人化への活動を開始し平成12年度から施設経営をスタートさせました。
その後は地元の方々はじめ多くの方々のご支援で施設の規模も拡大し、平成24年度からは新しい障害者支援サービス事業所に生まれ変わりました。この間の多くの方々のご協力に対しては心から感謝申し上げます。
自然災害やひどい経済不況の昨今ですが「障がい者支援ならライフサポートりんどう」と期待されるよう一同一層の努力をして参ります。今後ともよろしくお願い申し上げます。