~障がい者支援ならライフサポートりんどう~を目指して 

 社会福祉法人長野りんどう会は、2000年4月に精神障がい者の社会復帰と自立支援を目的とした複合施設「ライフサポートりんどう」を開設しました。
 開設の基になったのは、地域の人たちが精神障がい者と直接触れあい、お互いが心情的に理解しあい住みよい地域作りをとの目的で1987年に開講した「精神保健ボランティア講座」です。
 退院しても、スムーズな社会復帰が難しい精神疾患を抱えている人たちに、自分のペースで、自分らしく生活しながら社会の一員として生きていく・・・そのためには、地域の方々をはじめ、ボランティア、支援団体、家族会など、さまざまな立場の方々のご理解とご支援が欠かせません。多くの皆様の支援を受けながら、障がいがある人が自分らしく生きられるよう多様な居場所を充実させてきた「ライフサポートりんどう」です。
 開設から21年が過ぎ、様々な制度改正の中、2022年4月から生活・就労・相談・住居・余暇活動等に係わる11の障害者支援を担うサービス事業所となります。
 地域の方々の理解と協力で、今では、障がいがあっても地域の一員として生活するというスタイルが主流になっています。
 また、地域共生社会の実現を目指し、相互の役割を持ち、「支え手」「受け手」という関係を越えて支え合う取り組みを目指します。
 これからも障がい者への理解を深め、社会に障がい者を温かく見守るサポートの輪を大きく広げていこうと考えています。
引き続きお力添えいただきますよう宜しくお願いいたします。

社会福祉法人 長野りんどう会
理事長 宮尾 美代子